News Technologies
広告進行管理システム
https://newstech.co.jp/「株式会社ニューステクノロジー」は、タクシーサイネージメディア「GROWTH」の運営をしており、タクシー内広告の広告枠販売・動画編集・広告配信を行っています。
この度、タクシーサイネージで再生する広告運用スケジュールを一括管理する独自システムの構築について、NERDにご依頼をいただきました。
グロースハック
BtoB
保守
プロジェクト管理
アプリ開発
ビジネス要件定義
開発要件定義
課題管理
UI・UXデザイン
フロントエンド実装
サーバーサイド実装
モック作成
プロトタイピング
定例実施
システム開発
運用
お客様の課題
クライアント様は、これまで広告枠販売・広告動画編集・動画配信等と、多岐に渡る広告運用スケジュールをエクセルで一括管理していましたが、数百社のタクシーサイネージ広告の運用を数人で管理していたため、運用の非効率さや属人的なミスの発生、ノウハウの属人化に課題感を持たれていました。またエクセルでの管理は煩雑であり、東京と地方で管理方法も異なるため、管理するエクセルの仕様が違う点も課題でした。
クライアント様はひとつのシステムで、広告枠・広告動画・配信スケジュールを管理できるシステムを導入したいと考えていました。
しかし、広告配信の一連の流れを把握している企業が非常に少なく、クライアント様の課題解決ができるSaaSシステムが無いため、コストをかけてでもしっかりとした独自のシステムを構築したい、とご相談をいただきました。
NERDがやったこと
①クライアント様の業務内容の定義
独自システムの構築にあたり業務内容の定義が鍵だと考え、NERDは「クライアント様の業務をしっかりと理解する」ことから始めました。
業務の流れを最初に整理し、システム開発を導入した際のワークフローを再度定義して整理を行い、業務内容と実際の業務フローに違いが生じないかを確認した上で開発に取り掛かりました。
②システムに実装する機能の図式化
業務内容の定義を行った後、システムに「どういう機能が必要か」を洗い出し、どう反映させるかを検討し図式化しました。
図式化することでどういうUIにしていくのか、どのような業務体験が得られる仕様にするのかを見える化し、クライアント様と議論を重ねブラッシュアップを行い、開発システムに反映していきました。
③システム開発・構築
システム開発にあたり、システムのデザインは最低限のものとし、クライアント様の業務フローに沿う形で違和感なく使用できるよう、以下の3フェーズに分け、フェーズごとに管理が出来るようにしました。
1.広告配信枠の確保
・申込
・申込受付
・広告配信枠の確保
2.広告動画の編集
・動画素材の入稿/流用
・編集
・納品
3.配信
・広告配信設定
・配信
④テスト環境の実装・現行フローとの並行運用
クライアント様との協議・調整を重ね、システムが完成した後は、テスト環境下でプロトタイプを実装し、エクセルでの運用との並行運用を行いました。
並行運用を行う中で、全ての業務フローの進行管理をシステムに移行していき、1年程かけて本番環境を実装しました。
結果
システム開発に1年程をかけた大がかりなプロジェクトとなりましたが、クライアント様の課題解決ができるシステムを開発・納品することができました。クライアント様からは、システム運用において大きな事故もなく使いやすい、業務効率化に繋がっているとの声をいただいています。
NERDとしてもやりがいのあるシステム開発をお任せいただき、大変光栄に思っています。今後もお困りのことがございましたら、サポートさせていただきます。