- インスタのストーリーズ広告の出し方を知りたい
- インスタのストーリーズ広告を運用する際のコツを知りたい
- インスタのストーリーズ広告の運用費を知りたい
と思っていませんか?
Instagram(インスタグラム)の機能のひとつである「ストーリーズ」には、広告配信ができるという特徴があります。
ストーリーズは24時間で消える15秒の動画形式の投稿です。スタンプやフィルターなどの各種機能が充実しており、手軽に投稿できるので、通常のフィード投稿とは違う魅力があります。
ビジネス面では既存顧客層に対する期間限定の宣伝や告知ができるので、その点に着目した数多くのビジネスアカウントが、ストーリーズ広告を使用しています。
本記事ではWEBマーケティングのプロであるNERDが、インスタストーリーズ広告の準備をしている方に向け、広告の出稿手順と成果を出すための3つのコツを解説します。
目次
Instagramストーリーズ広告とは
写真共有機能をもったSNSであるInstagram(インスタグラム)には、ストーリーズという機能があります。ストーリーズは通常のフィード投稿とは違い、投稿した写真や動画が24時間以内に消えるという機能です。
日本国内のデイリーユーザーの約70%がストーリーズを利用しているほど人気の機能なので、ストーリーズ広告は多くのユーザーの目に留まりやすい広告だといえます。
ストーリーズ広告には以下のような特徴があります。
Instagramストーリーズ広告の特徴
ストーリーズ広告はスマートフォンの画面全体に表示されることが特徴です。
フィード内に表示させる通常の広告は他の投稿に埋もれてユーザーの目に留まらないことも多くありますが、ストーリーズ広告の場合はフルスクリーンで表示されることによって、見てもらいやすくなっています。
広告自体もフィード広告よりもダイレクトにブランドや商品・サービスを訴求することができ、簡単に広告をスキップすることもできるので、ユーザーの利便性を著しく妨げません。
リンク先へ移る際は上方向へスワイプするので上向きの矢印が表示されており、ユーザーが気軽にリンク先へ遷移できるようになっています。
Instagramストーリーズ広告の強み
ストーリーズ広告は各ユーザーが投稿したストーリーズの間に挟まれる形で表示されており、多様な配信形式を選べる点が強みです。
事前に設定したターゲットユーザーが閲覧しているストーリーズの間に、広告が自然な形式で表示されるので、成約につながりやすくなっています。
配信形式は単体の画像や動画だけではなく、複数の画像や動画を組み合わせたカルーセルや、ユーザーがタップして操作できるインスタントエクスペリエンスの中から選ぶことが可能です。
目的別のテンプレートが用意されており、上向きの矢印はユーザーの成約を促すCTAと一緒に表示されているので、ボタンやURLをクリックするよりもユーザーが成約につながるアクションを取りやすくなっています。
リンク先への誘導がしやすく、ターゲットユーザーに適した配信スタイルを選べるという点が、ストーリーズ広告の強みだといえるでしょう。
デメリットを挙げるとすれば、ストーリーズでの画像・動画の表示時間が非常に短いことによって広告がよりスキップされやすくなるという点です。
ターゲットに訴求できる内容にしていても相手に伝わらなければ意味がないので、以下で紹介する、成果を出すための3つのコツをおさえて広告を作成しましょう。
Instagramストーリーズ広告の投稿方法
ストーリーズ広告を出稿するには、以下の5つの手順を踏みましょう。
現在のInstagramはFacebookの運用会社である「メタ・プラットフォームズ」が提供するサービスのひとつなので、広告を出稿する際にはFacebookの各種アカウントが必要です。
以下、Facebookの各種アカウントの作成方法も含めて解説していきます。
Facebookビジネスアカウントの作成
まずはFacebookのビジネスマネージャーへ登録します。
ビジネスマネージャーへの登録はFacebookとInstagramでの広告配信に必須であり、ビジネスアカウントと広告アカウントを一元管理できるという特徴があります。
business.facebook.com/overviewにアクセスし、ページ右上のアカウントを作成をクリックします。
ビジネス名と広告運用担当者名、仕事で普段使用しているメールアドレスを入力し、送信をクリックしましょう。
先程入力したメールアドレスに認証用URLが届くので、認証完了後は「設定」から「ビジネス情報」を選び、住所や電話番号などを入力してください。
設定後は「メインページ」を選び、ビジネスマネージャーで使用するFacebookビジネスアカウントの設定を済ませましょう。
広告アカウントの作成
次に、ビジネスマネージャーから広告アカウントを作成します。
① 左上の≡マークから「ビジネス設定」を選択します。
②「広告アカウント」を選択します。
③「追加」をクリックします。
④「新しい広告アカウントを作成」をクリックします。
⑤必要情報を入力し、最後に「作成」を押せば広告アカウントの作成が完了します。
キャンペーンの設定
Facebook側の設定が終わったら、Instagramのストーリーズ広告の設定を開始します。
Facebookの広告マネージャーに入り、作成をクリックします。広告のキャンペーンを設定するためのクイック作成画面が表れます。
キャンペーンの目的を選択する画面が表示されるので、ここから以下の7つの項目のうち自社の出稿目的に合ったものを設定しましょう。
- ブランドの認知度アップ
- リーチ
- 動画の再生数アップ
- コンバージョン
- アプリのインストール
- リードの創出
- トラフィック
サイトへの流入を増やす場合はトラフィックを選び、成約を重視する場合はコンバージョンを選択します。
広告セットの設定
続いて広告のセットの設定をします。
広告セットでは「広告のターゲットは誰か」を決めることができるので、ターゲット像を具体化させたうえで設定をしましょう。
設定項目の中には配置という項目があり、自動配置を選んでおけばストーリーズが自動的に広告の表示先に含まれます。手動配置を選ぶ場合はストーリーズを選んでください。
広告の設定
最後は広告自体の設定をします。
予算と掲載期間を設定した後は広告の形式を設定します。形式は1件の画像または動画かカルーセルを選択できるので、目的に合ったほうを選びましょう。
広告クリエイティブの設定では、広告に画像や動画を追加することや見出しや説明などの設定が可能です。ストーリーズ広告用のテンプレートはここから使用できるので、使う場合は手持ちの画像をアップロードしましょう。
各種設定を終えたら公開するをクリックして広告を出稿します。
Instagramストーリーズ広告で成果を出すための3つのコツ
ストーリーズ広告で成果を出すためには、ストーリーズで広告を配信することの特徴を活かすことが大切です。
具体的には以下の3つのコツをおさえましょう。
スワイプされやすいデザイン構成にする
ストーリーズ広告はスワイプでリンク先へ飛ぶので、ユーザーからスワイプされやすいデザインにすることが重要です。
たとえば、広告の上部に余白を作って見やすくしたりCTAを見立たせやすくしたりなどすることで、スワイプのされやすさが変わってきます。
具体的には、CTAの文言を目的に応じて「詳しくはこちら」「今すぐ購入」などのように使い分けたり画像ではなく動画で配信したりすることで、ブランドの認知率と成約率を高めることが可能です。
テキストを視覚的に配置する
テキストを上手に使うことでユーザーの視覚に訴えることが可能です。
たとえば、商品の発売日や商品名、商品の特徴などを入れ込むことでより効果的に訴求できます。
Facebookの提供している情報には、Instagramの広告ではテキストを中央に配置した広告が高いパフォーマンスを発揮しているとあるので、テキストを中央付近に配置するデザインにすると良いでしょう。
ユーザーはスマートフォンをスクロールしてストーリーズを一気に読み飛ばす傾向にあるので、テキストを使って広告のポイントを訴求する場合は以下の点に注意しましょう。
- メッセージは大きく簡潔にする
- ブランド名をロゴにして目立たさせる
ユーザーに広告が読み飛ばされるまでの短い時間でメッセージを伝えられるように、短いシンプルな言葉を大きく目立たせることが大切です。
商品やブランドの認知度を高めるためにはロゴは必要不可欠です。確実に認知度を上げるためにはロゴを広告の中央付近に配置する、または動画の場合に冒頭に配置するなどの方法をとりましょう。
テキストを大きくすることでユーザーの目に留まりやすくなり、成約率アップにつながるのです。
最初の1秒で注目を集める
ユーザーの目に留まりやすくなるよう、ストーリーズ広告は最初の1秒で訴求できるようにしましょう。
ストーリーズは画面をタップ・スワイプすることで簡単に別の画面へ遷移でき、画像を表示できる時間は3秒・動画は15秒と訴求できる時間が限定されています。
そのため、ユーザーがストーリーズを見る時間は必然的に短くなり、興味を持てない投稿に対してはすぐに読み飛ばされてしまうのです。
ユーザーの目に留まりやすくするには以下のことを心がけましょう。
- 静止画よりも動画を使う
- メッセージを最初の1秒に入れる
- 音楽や音声を入れる
Facebookが発表した情報では静止画よりも動画のほうが74%の確率で成約率が高くなることが報告されています。
広告がユーザーに読み飛ばされる可能性が高いことを考えると、最初の1秒にメッセージを表示することで相手にメッセージを伝えやすくすることも必要です。
また、音楽や音声を入れることで、ほかの広告と比べてユーザーの印象に残りやすくできます。Googleの発表した情報では動画に音声があったほうがブランドの認知率が1.6倍向上したと報告されています。
つまり音楽を使った動画広告の開始1秒目にメッセージを表示することで、成約率の向上へとつなげられるのです
Instagramストーリーズ広告の費用
ストーリーズ広告を配信する際の費用について解説します。
Instagramで配信する広告は予算に合わせて費用を調整できることが特徴ですが、効果を上げるためにはそれなりの予算を確保する必要があります。
Instagram広告では配信面やターゲティングを自動で最適化する仕組みがあり、最適化の学習のために月額20万円以上かけることで効率の良い配信ができます。
広告配信をさらに効果的にするためには、広告代理店へ依頼してプロに分析・運用をしてもらうことがおすすめです。代理店に運用を依頼する場合は広告費の約20%の費用が追加で必要になりますが、結果として同じ予算でより多くの成果を得ることができます。
弊社「NERD株式会社」で行っている運用代行では、同じ予算で顧客獲得数を2倍にした実績や、顧客獲得単価を85%カットした実績もあります。
NERD株式会社では広告配信に必要な画像や動画も作成することができるので、広告を出稿するまでの時間を短縮できるというメリットもあります。
ストーリーズ広告の出稿・運用をご検討中であれば、お気軽にご相談ください。
まとめ(Instagramストーリーズ広告の出し方と3つのコツ)
ストーリーズ広告は他のInstagram広告とは異なり、多様な配信形式を選べる・フルスクリーンで表示できるという強みがあります。
成果を出すための広告を作るにはデザイン構成に気を配り、スキップされるまでの一瞬の間にどれだけユーザーに訴求できるかを重視することが大切です。
しかし「自分で作るのは難しそうだな……」「きちんと運用して成果を出せるか不安」という方も多いのではないでしょうか。
ストーリーズ広告の運用で失敗したくないなら、代理店に運用を依頼しましょう。運用のノウハウがないのであればプロに任せたほうがより効果的な広告を出すことが可能です。
NERD株式会社は、ストーリーズ広告を含む各種SNS広告の運用代行を行っています。「成果を出すこと」を最も重視しているので、お客様の目的を実現するために最適な広告を出稿・運用できます。
もしSNS広告の出稿で困ったことがあれば、ぜひNERD株式会社へお気軽にご相談ください。