World Wide Webの略称であるWEBは、インターネット上にある文書の公開、閲覧システムのことを言います。これは、HTML(HyperText Markup Language)というシステムを指すものであり、インターネット上の文書には、文字だけでなく、画像や動画、イラスト、図などを入れ込むことが可能です。
WEBの仕組みを簡単に説明すると、提供者によってWEBサーバーが公開されると、一般の利用者は、WEBブラウザを通してWEBサーバー上に公開されている情報を閲覧できるという仕組みになっています。
蜘蛛の巣という意味を持つ
World Wide Webは、インターネット上に散在している無数の情報のリンクが、世界中に張り巡らされた蜘蛛の巣のように見えることから、この名が付けられました。WEBは、世界中にある情報から検索エンジンによって必要なものだけを取り出し、閲覧することができますが、実は無数の情報で溢れているものなのです。
「Hyper Text Transfer Protocol」の略称であるのが、HTTP。HTTPは、HTMLデータをサーバとクライアントの間でやり取りするときに用いられる通信規約(プロトコル)のことを指しています。現在は、インターネットを利用する際に、WindowsやMacなどさまざまな種類のOSのパソコンを使用し、スマートフォンやタブレットを用いて閲覧したりと、インターネットの環境はそれぞれの利用者によって異なるものです。インターネット上では、共通で使用できるHTTPの通信規約を用いることで、どのような環境においても同様の手順で利用者がデータをダウンロードできるようにしているのです。
検索キーワードからインデックスした情報の関連性を判断し、検索順位を決定しているのがランキングの仕組みです。Googleの検索順位決定要素(アルゴリズム)は、200以上の要素から総合的に判断するものであり、そのアルゴリズムは頻繁にアップデートされています。そのため、内容の全てを理解するのは難しいといえるでしょう。
Googleは、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成することを基本方針に掲げています。検索結果の上位表示をさせたい場合、つまり、SEO対策には、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供することが、最も重要であるといえるのです。
Google ウェブマスター向けガイドライン|Google検索セントラル