【2023年版】WEBサイト制作会社の選び方で失敗しない重要な5つのポイント
いきなりですが、WEBサイトを制作・リニューアルをしたいのに、 「多くのWEBサイト制作会社があって、どのような制作会社を選べばいいのかわからない!」 「高額な制作費を払うので、失敗したくない!」 などと思ってなかなか制作が進まない、ということはありませんか? この記事は、上記のようにこれからWEBサイトを作りたいと思っている方、企業の担当者に向けて書いています。 失敗しないWEBサイトを作るにはポイントがあります。 世の中に素晴らしいWEBサイトがある中で、たまに次のように思います。 「このWEBサイトは何を伝えたいんだ??」 デザインや見やすさにこだわこだわることはもちろん大切です。しかし、WEBサイトの目的が曖昧なまま作成し、効果が出ないサイトを運営し続けることも数多くあります。 そうならないために、『目的を明確に決めること』がとても重要なポイントです。 目的は「店舗への集客」「お問い合わせの獲得」「会員登録」などさまざまあります。 そして、どんなWEBサイト制作会社を選ぶのがいいのか? 下記で5つのポイントを書いていますが、重要なのは制作会社の『経験』を上手く自社のWEBサイト制作に活かせるかです。何事も経験やノウハウを活かすことこそが、成功の確率を上げる大きな要因だと思います。 今回は、50社以上のWEBサイト制作を手がけてきた弊社がおすすめする、失敗しないWEBサイトの作り方、制作会社の選び方のポイントをご紹介していきます。 この記事を読めば、成果のでるWEBサイトの完成、そして売上UPの実現に大きく近づきます。

WEBサイト制作会社とは?

WEBサイト制作会社の仕事とは? 世の中には数多くのWEBサイト制作会社が存在し、フリーランスで活動されている方も多くいます。 なぜそれほどまでに制作会社が存在するのか? WEBサイト制作の仕事は特別な資格や認可が必要なく、パソコン一台あれば誰でもカンタンに始められてしまうからです。 自社WEBサイトを開設している企業の割合は89.7%となっており、ほとんどの企業がWEBサイトを開設しているので、制作会社の需要が多いこともあります。 【WEBサイト開設の割合】
ホームページ開設状況の推移(産業分類別)
出典:令和元年 通信利用動向調査報告書(企業編) 多くの依頼主は「かっこいい」「見やすい」「エフェクトがある」WEBサイトを作りたいと考えています。 そのため、デザインに特化した制作会社が多く存在します。 しかし、デザインに特化したWEBサイトを作って何をしたいのか? その先には達成したい以下のような「目的」があるはずです。 ・商品をたくさん売りたい! ・店舗への集客をしたい! ・リード顧客を獲得したい! ・会員登録数を増やしたい! 業種や業界により目的はさまざまだとは思いますが、ビジネスでの利用を前提としたWEBサイトなら何かしらの目的は存在します。 そんな依頼主の目的を一緒に達成するパートナーこそが、WEBサイト制作会社であり、それが制作会社の使命だと思います。 制作会社は、依頼者の依頼通りにWEBサイトをただ作るだけでは、本来の役目を果たしているとは言えません。 自社の目的達成に向け、目的まで意識しているプロフェッショナルにサイト制作をしてもらうようにするといいでしょう。 それではWEBサイト制作を成功するために、制作会社の選び方のポイントを見ていきましょう!

失敗しない!制作会社の選び方5つのポイント

それでは、制作会社の選び方の5つのポイントを説明していきます。

①自社と同じ業種の制作事例はあるか

これから作りたいWEBサイトはどのような業種に特化したものでしょうか? 「飲食系」「投資系」「教育系」「スポーツ系」「医療系」 など業種はさまざまだと思います。 制作会社選びでは、自社と同じ業界・業種の制作事例があることが、とても重要になってきます。 物事を行うとき、「初めて挑戦した時」と「以前に何回かやったことがある時」ほとんどの場合、後者の方が完成した時にうまくいくはずです。 料理をするときなど、特にこのような経験をしたことがありませんか? WEBサイト制作も例外ではありません。 センスなども少なからず影響しますが、「経験」こそがWEBサイトの出来を大きく左右します。 ですので制作会社を選ぶ際、業種別の実績などで自社と同業種の実績があるのかを、必ず確認しましょう。

②わかりやすい料金形態か

車など大きな買い物をしたことがある方は、最終的に購入した金額が、最初に表示されている金額から大きくかけ離れるという経験をしたことがあるはずです。 WEBサイト制作も最初から〇〇円と決まっていることは多くありません。ページ数や構成によって大きく価格も変動し、追加料金を請求されることも多くあります。 ここで重要なのが、見積もりをもらう際に、 ・自分が想定している範囲を全てカバーできているのか ・修正や改良の際はどのような金額になるのか を確認することです。 契約をした後に追加料金が大幅にかかることがないように、最初に分かりやすい見積書・要件定義書などをもらい、丁寧に説明をしてくれる制作会社を選ぶようにしましょう。

③定期的な修正や改良をしてもらえるか

WEBサイトが完成したら、その後のフォローなどはしてくれない、という制作会社が多いです。 しかし、WEBサイトは完成したらそれで終わりということはありません。 完成後の修正や、季節や流行りに合わせたアップデートなどが必要になってきます。完成後の運用まで丁寧に付き合ってもらえる制作会社を選ぶとよいでしょう。 「保守」という毎月少額のメンテナンス費用を払い、このような修正やアップデートに対応してもらうのが昨今の主流となっています。 保守の相場は、月額1万円から5万円ぐらいです。 この場合、文章・写真・デザインの修正や追加などの細かいアップデートが含まれます。 ・「保守」に対応しているのか ・「保守」の金額と対応可能範囲 を契約前に確認しておくとよいでしょう。 依頼企業にとって、WEBサイト制作会社とは長い付き合いとなります。完成後のフォローを確認し、担当者との相性も確認しておくといいでしょう。

④制作のスピードが自社の求めるものか

WEBサイト制作には ・クオリティ ・価格 ・制作期間 が重要になってきます。 いくら満足のいくクオリティと価格でも制作に1年以上かかってしまったら、成功とは言えません。 可能な限り早く成果の出るWEBサイトを完成させて、売上を上げたいと誰しも考えているはずです。 そのために自社がイメージしている時期までに、WEBサイトが完成するのかがとても重要です。 制作時間の目安は 早ければ2 ~ 3週間、通常だと1ヶ月〜2ヶ月程度が一般的です。 長い場合だと、3ヶ月以上となっています。 必ず契約前に完成時期を確認し、自社の考える時期とかけ離れていないかを確認し、スピード感がマッチする制作会社を選ぶといいでしょう。

⑤自社のために提案をしてもらえるか

ここまでで大まかな重要ポイントを書いてきました。上記であげたポイントで自社が思い描いているような、理想のWEBサイトを完成させる事ができるかもしれません。 しかし、理想のWEBサイトが出来たのに「思った効果が出ない」、「競合との差別化が上手くいかない」という悩みを抱え、もう一度WEBサイトリニューアルを行う。なんていうことも少なくありません。 こうならない為に、重要になるのが制作会社の「提案力」です。 これは多くの依頼主、制作会社が制作前に考えていないポイントになります。 ・目的が達成できるWEBサイト ・競合と差をつけるWEBサイト このようなWEBサイトを作るには、自社の経験やノウハウはもちろん。制作会社の経験・ノウハウも活かして 制作会社はさまざまなWEBサイトを制作してきた経験があります。それを活かさないというのはとてももったいないと思いませんか? 制作会社が経験を活かした提案を自社にしてくれるか、ということがとても重要です。WEBコンサルティング事業も行っている制作会社であれば、さらにその経験・ノウハウを活かす事ができます。 目的を達成できるWEBサイトを制作するには、このような制作会社を選ぶといいでしょう。

失敗しない!制作前に準備しておく5つのこと

上記では制作会社の選び方を紹介してきました。ここではWEBサイト制作を失敗しないために、制作前に依頼主側で絶対に準備しておくべきことを説明していきます。 WEBサイト制作会社に「丸投げ」にならないように、下記の準備をしておきましょう。

①サイトの目的を決める

冒頭にも書きましたが、WEBサイトを作る・リニューアルする「目的」を決めることが一番大切です。 WEBサイトを作る前に 「なぜWEBサイトを作るのか?」 「WEBサイトを作って何を達成したいのか?」 を必ず明確にしておきましょう。 中小企業庁によるとWEBサイト制作の目的はこのようになっています。
第2-1-45図 ホームページの開設目的
このほかにも ・会員登録者数を増やしたい ・リード獲得件数を増やしたい ・店舗への来店客数を増やしたい など目的はさまざまだと思います。 一度間違った目的を設定してしまうと、修正に大幅な時間とコストがかかってしまいます。 目的をしっかりと決めるのは難しいですが、会社の経営方針などに沿って、しっかりと決めたいところです。 また目的がしっかりと定まっていると「WEBサイトに何を優先して掲載すべきか?」という情報の優先順位も決めやすくなります。 優先順位が付けられれば、成果が出るだけではなく制作もスムーズになるでしょう。

②サイト来訪者のターゲットを決める

目的が決まれば、次はどのような人をWEBサイトに集めたいのかを決めましょう。 例えば「接骨院」の場合、目的が「店舗への来店客数を増やしたい」と決まったとします。 この場合、どのような人にWEBサイトを見て欲しいのか? ①「30代の社会人男性。スポーツをしていて、関節に悩みを抱えている人」 ②「50代の主婦の女性。軽い交通事故に遭い、首に少し痛みを感じている人」 ①の場合、スポーツ障害を抱えている人向けにスポーツのイラストを多く使い、スポーツ系の施術事例などを多く掲載するはずです。 ②の場合、車や自転車のイラストを使い、交通事故の後遺症の施術事例、保険の使用可否の掲載をするはずです。 このように、どのような人をメインターゲットにするかによって、大きくWEBサイトの構成やデザインが変わってきます。 これは「ペルソナ設定」と言われており、 一人の架空の人物を想定し、その人の人物像を「行動」「価値観」「ライフスタイル」など、詳細に設定していくマーケティングの手法です。 「ペルソナ設定は時間がかかりそう。。。」と思うかもしれません。 しかし、ここに時間をかける必要はなく、5 ~ 10分程度で思いつく内容をまずは書いてみると良いでしょう。 上記のように、詳細にメインターゲットを決めるとWEBサイトの方向性が決まります。 目的・ターゲットを決め、その分野に強いWEBサイト制作会社に依頼すると、より目的達成に近づくWEBサイトが制作できると思います。

③参考にしたい理想の他社WEBサイトを決める

目的・ターゲットが決まれば、次は理想のWEBサイトをイメージしてみましょう。 どのような雰囲気で、どのようなデザインで、どのような構成にしたいのか? すぐには、なかなか明確にイメージできないはずです。 イメージできない場合、上記で決めた「目的」「ターゲット」が似ている他社のWEBサイトを探してみることをオススメします。 他社のサイトを見れば、理想のWEBサイトをイメージしやすくなります。 「かっこいいサイトを作りたい」「見やすいサイトを作りたい」と誰しも思うと思います。 しかし、かっこいい・見やすいなどは人によって捉え方がさまざまです。 制作会社にこのように伝えても、制作会社の担当者の主観に偏ってしまうこともあります。 理想とする他社サイトをイメージとして用いて制作会社と話し合うことで、共通認識を持つことができ、双方の認識のズレが少なくなり、完成へのスピードも上がるはずです。 様々なサイトを厳選してまとめているサイトもありますので、ご紹介しておきます。 ギャラリーサイト: MUUUUU.ORG 制作会社の制作事例:https://nerd.co.jp/works
このようなギャラリーサイトや制作会社の制作事例などで、自社に合うWEBサイトを探すと理想のサイトを見つけやすいでしょう。

④自社に合うメインカラー・スタイルを決める

上記で決めたターゲットを元に、メインカラー・スタイルを決めていきます。 年配の方向けだと、文字サイズを大きく、読みやすいフォント 若年層向けだと、文字は小さく、スタイリッシュなフォント スポーツ関係向けだと、動きがあり、元気なイメージ などそれぞれのターゲットに合った、サイトのスタイルを決めていきます。 メインカラーは、自社イメージやブランドイメージと統一するようにしましょう。 もし決まっていないのであれば、これを機に自社のイメージカラーを決めることをおすすめします。 マクドナルド・ローソン・コカコーラ・スターバックス 皆さんはこれらの企業をイメージするとき、それぞれ何色を想像しますか? マクドナルドは黄色、ローソンは青、コカコーラは赤、スターバックスは緑 と容易に想像することができるはずです。 このように広く知られている企業やブランドには、必ずイメージカラーがあります。 これらのWEBサイトを見てみると、ブランドイメージカラーとWEBサイトのメインカラーが統一されていることがわかると思います。
メインカラーが決まると、WEBサイト以外にも広告のバナーやチラシにも活用できるようになり、広告に統一感を出て、ブランドイメージを構築することもできるようになります。 WEBサイトを作る前にイメージカラーを決めましょう。 これが決まると、完成後の修正が少なくなり、統一感のある理想のWEBサイト完成に近づくでしょう。

⑤制作予算を決める

ここまで決めたら最後に、WEBサイトを作成するための予算を決めましょう。 WEBサイト作成には安くはない費用がかかります。しっかりとしたWEBサイトを作るのであれば、100万円を超えてきます。 現状の売り上げがいくらで、WEBサイト作成・リニューアル後の売上見込みはいくらなのか? この数字を考慮しながら、予算を決めるといいでしょう。 WEBサイトの製作費が200万円と聞いたら高い!と思うはずです。 しかし、 現状の年間売上が2,000万円で、WEBサイト制作後の売上が4,000万円になったとします。 この場合も、200万円という製作費が高いと思うでしょうか? もちろんWEBサイト制作により売上UPを確約できるわけではありません。 しかし売上の見込みを出して、しっかりと試算をしてから予算を決めると、成果の出るWEBサイト制作ができると思います。 では、制作会社に依頼した場合の費用相場は、どのくらいになるのでしょうか? 東京都内のWEBサイト制作会社3社のプランや価格を見ていきましょう。
A社 B社 C社
特徴 クオリティ重視、検索で上位表示、コンバージョン追求 コストを抑えたプランも提供、SEOを意識 格安。店舗・小規模企業向け。6ページまで制作
価格 180万~300万円 33万~300万円 29800円
制作会社によって追求するクオリティやWEBサイトのボリュームが異なり、それに応じて価格にも差が出ることがわかると思います。 もっと詳しく制作費用について知りたい方は【費用と納期に関わる!WEBサイト制作の依頼前に知っておきたい7つの注意点と相場】をご覧ください。 一概に、費用をかければいいWEBサイトができるとは言えませんが、しっかりとしたWEBサイトを作成することをオススメします。 せっかく制作したのに、満足がいかなかったり、成果が出ないことが理由で、WEBサイトを作り直すことになる。 このようになりたくありませんよね? そうならないためには、最初から上記で書いたポイントを決め、しっかりと予算を取り、成果の出るWEBサイト制作をするべきです。 最初に予算を決めておかないと、 こんなページも作りたい! かっこいいバナーを入れたい! 自社システムと連携させたい! このように、やりたいことがどんどん増えていきます。 こうなると製作費も増え、歯止めが効かなくなってしまうことになります。 失敗しないために最初に完成後の売上見込みまで考え、しっかりとWEBサイト制作の予算を決めておきましょう。

まとめ

これで失敗しない!売り上げが上がる、理想のWEBサイトを作る準備ができました。 「制作会社の選び方の5つのポイント」を意識して、WEBサイト制作会社を選ぶといいでしょう。 そしてWEBサイト制作前には、「制作前に準備しておく5つのポイント」を考えて設定しておきましょう。 繰り返しますが、重要なのはいかに正確な「目的」を決めるかということです。 上記を実践して、失敗しないWEBサイトの制作をしてみてください。 NERDではここで説明した内容も含めて、「一から相談したい」と言うお客様に多くご依頼を頂いています。 制作会社として、要件定義から任せていただけることをご評価いただいており、現在多くのお仕事をいただいております。 今回の記事を読んでいただき、少しでもご興味を持っていただけたら、ぜひ一度ご相談していただき、アドバイスなどをさせていただければ幸いです。 【相談してみる】


弊社は、東京都墨田区にあるWEBサイト制作会社です。「制作」「マーケティング」「プロダクト」の3つを強みに、これまでに培った「成功するノウハウ」を活かしたWEBサイト制作を得意としています。

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