株式会社新日本科学

医薬品開発受託事業

Release : 2026.7.10

https://en.snbl.com/

株式会社新日本科学は、1957年に国内初の医薬品開発業務受託機関(CRO)として創業した、東証プライム上場のグローバルバイオ企業です。製薬企業から非臨床試験・臨床試験・新薬承認申請業務を受託する医薬品開発支援を中核に、経鼻投与基盤技術を活かしたトランスレーショナルリサーチ事業、鹿児島県指宿市の自然資本を活用したメディポリス事業を展開しています。

関連タグ

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■お客様の課題

株式会社新日本科学様は、1957年に国内初の医薬品開発業務受託機関(CRO)として創業され、現在は米国をはじめグローバルに事業を展開されています。海外のお客様とのやり取りが増えるなかで、メールや資料の翻訳を必要とする場面が急速に増加していました。

しかし同社では、機密情報の流出を防ぐ観点から、無償の翻訳サービスの利用が原則として認められていませんでした。
無償サービスに入力した情報は、提供元のAIの学習に利用される可能性があるためです。
かといって、有償の翻訳サービスを個人アカウントで契約する方法にも限界がありました。全社員分を契約するにはコストがかかりすぎるうえ、個人単位のログイン管理では利用状況を会社として統制できないためです。

「セキュリティを守れば業務が滞り、業務を優先すれば規定に反する」という二律背反を、どう解消するかが明確なご要望となっていました。

■NERDがやったこと

NERDでは、この課題を「翻訳ツールがない」という問題ではなく、「セキュリティ統制と業務効率が両立する環境がない」という問題として捉え直しました。
その結果、翻訳APIをバックエンドに据え、社内からのみアクセスできる専用の翻訳サービスを構築する構成をご提案しています。

サービスの入口には、同社が既に運用されていた社内認証基盤(SSO)を配置し、認証を通過したユーザー以外はURLを直接入力してもアクセスできない仕様としました。これにより「社外に情報が出ない」という前提を技術的に担保しています。

画面は、使い慣れた翻訳サービスと同じ感覚で使えるシンプルなUIを設計。左のフォームに原文を入力し、ボタンを押すと右側に訳文が出力される、特別な説明を必要としない操作性を優先しました。日本語・英語・韓国語・中国語に対応し、PC・スマートフォンの双方から利用できます。

本プロジェクトでは、

  • 翻訳APIと社内認証基盤を連携させたシステム設計
  • 「誰が・いつ・どれだけ翻訳したか」を記録する利用ログ機能の実装
  • 翻訳ボタン押下時のみAPIを呼び出す、コストを最小化する実装
  • DBをインターネットから隔離し、踏み台サーバー経由に限定するセキュリティ設計
  • リリース後の継続的なサーバー運用・保守

までを一貫して担当し、セキュリティを守りながら、現場が当たり前に使える翻訳環境」をご提供しています。

■結果

「極力ミニマムな開発で」というご要望に対し、必要な機能を見極めたうえで設計・実装を行い、限られた予算内でのリリースを実現しました。
翻訳APIは従量課金であるため、呼び出し回数を抑える設計と文字数のアラート機能により、運用開始後のランニングコストも想定内に収まっています。

また、利用ログを記録・可視化する仕組みを備えたことで、「誰がどれだけ使っているか」を会社として把握できる状態になり、セキュリティ規定と現場の業務効率を両立する環境が整いました。
本番リリース後もNERDが継続的な保守・サーバー運用を担当しており、現在も社内で使われ続けています。
NERDでは、開発して終わりではなく、『お客様の課題解決のためのアウトプット』をもって、今後も長期的な視点でサポートを続けてまいります。

その他の実績

広告進行管理システム

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実績一覧
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