ロゴデザイン制作費用の相場がわかる!【2023最新版】

会社を起業した時や新しいWebサイトを立ち上げた時、欠かせない制作物の一つとしてロゴが挙げられます。ロゴは各種の制作物の中でも一目でその会社やブランドだとわかるため、ブランドイメージを大きく左右するものだからです。

ロゴを制作するための費用はとても幅広く、どの価格帯の制作会社を選べば良いか、よくわからないといった方も多いのではないでしょうか?

  • ロゴ制作を外注したいが、どれくらいの費用がかかるのかわからない
  • 自分が発注しようとしている価格帯は要望を満たしてくれるか知りたい
  • 効果を上げるための費用はどのくらいかを知りたい

本記事では、Webサイト制作のプロであるNERDが、上記のような思いを抱えて困っている担当者の方に向け、目次以下でロゴ制作にかかる費用の相場を紹介します。ロゴを無料で制作する方法も解説するため、参考にしてはいかがでしょうか。

ロゴ制作にかかる費用の内訳

ロゴ制作を発注した場合の費用は、実際に依頼先から見積もりを取るまでわからないことが少なくありません。

一般的に、単純なロゴデザインの場合、2万〜20万円程度の費用がかかります。CI・VIを兼ねた、より複雑なロゴデザインを希望する場合は、数百万円の費用がかかることもあります。

また、デザイナーの経験や評判によっても変わるため、著名なデザイナーに依頼する場合は、数百万の費用がかかる場合もあります。ロゴデザインと一口に言ってもピンからキリまで価格設定があり、判断が難しいのは否定できません。

実際に見積もりを取った場合でもその詳細を把握できなければ、相場と比較して高いのか安いのか安いのかがわからないため、発注してて良いのか判断に迷うことになります。

ただ、ロゴ制作の費用の見積書には以下の内訳が記載されており、項目ごとの意味を把握することで制作費が相場と比較して高いか安いかをある程度判断することができます。依頼先を検討する上で参考にしてください。

デザイン費

デザイン費は依頼先のスキルを活かし、実際にロゴをデザインしてもらうためにかかる費用のことです。

デザインはデザイナーの想像力や経験から生み出されるものであるため、どのデザイナーに依頼するかで料金が大きく変わります。ただし、絵画とは異なり商業品であるため相場が設定されており、大企業のロゴを手掛けるような著名なデザイナーでない限り、その価格帯は2万~20万円となっています。

文字やイラストのみのロゴよりも、その双方を組み合わせたロゴのほうがデザイン費が高くなる傾向にあり、依頼先が個人デザイナーの場合はデザイナーの言い値で決まるケースがあるため、価格の幅は広いです。

作業料

作業料はデザインを制作するためにかかる工数に支払うお金であり、工数が多ければ多いほど高額になります。

デザイナーの平均年収と1ヶ月の平均労働時間などから作業料を計算し、実際の作業時間に応じて費用を請求されるケースもあります。デザイン費や修正費にあらかじめ含まれていることもあるため、事前に確認しておきましょう。

付加価値料

付加価値料とは、デザインされたロゴの付加価値に対して支払う料金です。

付加価値料は「質的指数+量的指数=付加価値料」という公式で求めることができます。この質的指数とは、デザイナーやデザイン事務所の能力や知名度を表した数値で、量的指数はロゴを使用する規模を表す数値です。

そのため、企業やWebサイトのロゴよりも、イベントで使用するロゴのほうが付加価値料は高くなります。

提案数

デザインしてもらうロゴプランやラフデザインを複数提示してもらい、その中から気に入ったデザインを選ぶ際は、その提案数に応じて費用が発生します。

提案数はデザイン事務所やデザイナーによってさまざまであり、規定の提案数以内であれば料金はすべて同じといったところもあります。選択肢が多ければ多いほど費用と制作時間がかかるため、提供してもらう提案数を多くすれば良いというものではありません。

また、テンプレートを使用していたり一人のデザイナーがすべてのデザインを請け負っていたりする場合は、すべて似通ったデザインになるケースもあるため、注意しましょう。

修正数

修正数とは、デザイナーに制作してもらったデザインを修正対応をしてもらえる回数のことで、回数が増えれば増えるほど料金が高くなります。

一般的に修正費用はデザイン費の10%前後と設定されていることが多く、追加の修正をするごとにどの種類のデザインが良いかがわからなくなることもあるため、何度も修正指示を出さないほうが無難です。

支出経費

支出経費とは、ロゴをデザインする際にかかる経費のことです。

具体的にはデザイナーとの打ち合わせに必要な交通費や通信費、デザインソフトやフォントの使用料などが挙げられます。

商標登録費用

商標登録費用とは、会社や商品・サービスのロゴを商標登録する際にかかる費用です。

商標登録には出願費用や登録料が必要で、弁護士と協定を結んでいるデザイン事務所に登録を代行してもらった場合は、約15万円の代行費用もかかります。

必要な金額は合計で約50万円になるケースが多いため、事前にある程度のまとまったお金を用意する必要があります。

CI・VI制作費

CI・VI制作費とは、ロゴマークのイメージを作り、誰がロゴを見てもその企業のロゴだとわかるようにする戦略にかかる費用です。

CI(Corporate Identity)はロゴマークによって企業の内外にイメージを作る戦略のことで、VI(Visual Identity)は企業以外のロゴによってイメージを作る戦略のことです。

ロゴはサイズや色彩が一貫しているため、使い方によっては違和感が生じることもあります。そのようなことを起こさないために、下地の色との組み合わせや活用方法などを明確にするために行うことがCIとVIであり、その費用相場は約10万〜15万円前後です。

ロゴ制作の価格帯

ロゴのデザインはさまざまなデザイン会社やデザイナーが請け負っていますが、個人やフリーランスデザイナーに依頼する場合と制作会社に依頼する場合では、費用に差が生じます。

一般的には個人やフリーランスデザイナーに依頼をしたほうが費用は安くなりますが、デザイナーのスキルレベルによっては低品質のロゴが納品される場合もあるため、安ければ良いというものでもありません。

以下、ロゴ制作の価格帯ごとの特徴について説明していきます。

2万〜5万円未満

ロゴ制作にかかる費用の内訳からわかるように、ロゴを約2万〜5万円で制作してもらう場合は、作業範囲の内容が大きく制限されます。

主に個人やフリーランスデザイナーに依頼した場合はこの価格帯になることが多く、実績のあるデザイナーであれば5万円前後になることもあるでしょう。依頼後はデザイナーが簡単なヒアリングを行って情報を得た上で、制作の流れに進みます。

高い技術を持ったフリーランスや個人デザイナーに依頼することができれば、安価な費用で、期待以上のロゴを制作してもらえる可能性があります。

しかし、2万〜5万円の価格帯で仕事を引き受けるデザイナーは、ロゴの制作経験が少ないことが多いです。そういった理由で、完成したロゴがブランディングをあまり意識しておらず、自社やサービスにふさわしいロゴでなかったというケースも想定できます。

フリーランスや個人デザイナーは数多く存在するため、高い技術を持ちつつブランディングを意識したデザインができる人を選ぶことが非常に難しいという、デメリットがあります。

5万〜20万円未満

ロゴを約5万~20万円で制作してもらう場合は、ロゴ制作を専門とするデザイン事務所や制作会社を選ぶことになります。

デザイン制作会社やデザイン事務所には複数のデザイナーが在籍しており、チーフデザイナーが彼らの制作したデザインの良し悪しを判断してくれるため、品質が担保される点がメリットです。

実績のある制作会社であれば、費用は15万~30万円以上かかることもあるため、基本的に知名度や技術力によって料金に違いがあります。高い技術力と知名度を持った事業者であれば、高品質なロゴを制作してくれるでしょう。

また、知名度が低いデザイン制作会社でも、自社の要望をきちんとヒアリングしてロゴを制作してくれるところもあるため、事前に制作実績と事例数を確認しておくと良いでしょう。

20万円以上

ロゴ制作費用が20万円以上かかるケースでは、企業のイメージ戦略を行うコンサルティング費用も制作費に入っていると考えたほうが良いでしょう。

CI、VIを意識した高品質なロゴを制作してくれるため、印刷物やWebサイトを制作する際に、ロゴのイメージを維持して使用することが可能です。

また、20万円以上の価格帯でロゴを制作する場合は、名刺や封筒なども併せて作ることもあるため費用がより高くなる可能性もあります。

ロゴを無料で制作する2つの方法

ここまで有料でロゴを制作する費用の相場を確認してきました。しかし、ロゴは以下の2通りの方法を使えば、無料で制作することもできます。

  • 無料ツールを使って自作する
  • 文字だけのロゴを使用する

無料ツールを使用してロゴを制作する場合は、豊富なテンプレートが用意されているかどうかを確認しましょう。選択肢が多ければ、それだけイメージ通りのロゴを作れる可能性が高まるからです。

ロゴを制作する際の操作は簡単か、ビジネスに使用できるデザインのロゴを作れるかなどもチェックしておきましょう。少ない工数で商業利用に適したロゴを作れれば、短時間で理想のロゴを持つことができます。

また、デザイン性に富んだロゴマークの制作が難しい場合は、文字だけのロゴを準備するという方法もあります。

ロゴ制作の費用を抑えるポイントは?

ロゴ制作においては、ロゴをどこまで作り込みたいかによって費用が大きく変わってきます。

費用を抑えたい場合、CI・VIを意識したロゴの制作は高額なため、ロゴデザイン単体だけの制作を依頼するようにしましょう。また、個人やフリーランスに依頼することで費用を抑える場合は、希望するイメージをできる限り具体的に言語化して伝えることで、期待どおりの結果を得られる可能性が高まります。

まとめ(ロゴ制作の相場)

ロゴ制作にかかる費用は、CI・VIをどのくらい意識してロゴを作り込むかによって、まったく変わってきます。

ロゴは小さな制作物ではありますが、企業やサービスのブランドを打ち出す効果があり、顧客にとっては印象に残りやすいためしっかりと作り込むことが大切です。

しかし、ロゴ制作に引っ張られてWebや紙媒体の公開が遅くなってしまうようなら、会社名だけのロゴを使用することも一つの手段です。

実績が豊富なフリーランスに依頼することができれば、費用を抑えつつ高いクオリティのロゴを制作できるため、クラウドソーシングなどで探してみることをおすすめします。

NERDは成果を出すことを重視するWeb制作会社です。成果を出すサイトを作るために必要なスキルを備えているため、失敗しないサイトを制作できます。

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