LP制作会社をどう選ぶ？ポイントとおすすめ制作会社4選

LP（ランディングページ）制作の外注を検討している方の中には、制作会社の数が多すぎて選べない、制作会社を選ぶときはどのような点に注意すれば良いかがわからないという方も多いのではないでしょうか。

集客に役立つ良質なLPを作るために重要なのが、制作会社選びです。本記事では、WebサイトやLP制作のプロ集団であるNERDが、LP制作会社を選ぶときに見るべきポイントや、LP制作に強いおすすめの企業、LP制作を依頼する際の注意点について解説します。

LPとは？

LP（ランディングページ）とは商品やサービスを紹介し、購入や問い合わせにつなげるようにデザイナーによってデザインされたHP（ホームページ）のことです。

LPは企業が訴求したい商品の情報を中心としてまとめられているため、商品の全体像を把握できるように縦長のページとして最適化されています。

ユーザーが求める情報を1ページにまとめているという性質上、ページ離脱の防止や訴求力のアップといった利点があります。漫画を掲載してユーザーの興味を惹いたり商品の魅力を強く打ち出したりなど、さまざまなタイプのLPがある点が特徴です。

詳細は以下の無料記事をご参照ください。

成果につながるランディングページの制作方法をプロが解説【2023年最新】

LP制作が必要な理由

LP制作が必要な理由は、ユーザーの購買意欲をかきたてる訴求ができる点にあります。これは、LPがコンバージョンを後押しする情報に絞って、商品やサービスを紹介する作りとなっているためです。

自社サイトに商品やサービスの情報を掲載する場合は、複数のページコンテンツで構成されているため、ユーザーが目当てのものにたどり着くまで時間がかかりがちです。その間に購買意欲が低下することもあるため、商品購入や申込みにたどり着きにくくなっています。

しかし、LPは商品やサービスの案内に内容を絞ってページ制作をするので、目当ての商品購入や申込にたどり着きやすいという特徴があります。

LPはWEB広告の遷移先としても最適です。検索やリスティング広告などを見て辿り着いた、購買意欲の高いユーザーに向けたLPを作り込むことで、高い成約（CV:コンバージョン）が狙える可能性があるのです。

LP制作会社を選ぶときのポイント

LP制作会社を選ぶ際は、実績や広告運用の経験、コミュニケーションのとりやすさなどを重視すると良いでしょう。

自社がLP制作において何を重視するかを洗い出し、自社の需要に適した制作会社を選びましょう。

実績がある

まず、制作会社の実績を確認しましょう。LP制作にはマーケティングの知識が必要不可欠であるため、制作会社を選ぶ際はマーケティングに豊富な実績のある会社かどうかを入念にチェックします。

必要なマーケティング知識は業界や業種によって異なるため、確認時は自社と類似した業界や業種のLP制作実績があるかどうかに注目します。類似した競合他社の制作実績があれば、訴求ポイントを押さえた制作が期待できるため、詳細に情報を掘り下げましょう。

広告運用に強い

LPを使った広告運用の実績の有無もチェックしましょう。

制作会社の多くがデザイン制作をしたLPのサンプルを掲載していますが、効果を実施した結果や実績を数字で記載しているところはLPの運用によって生じた効果を重視する傾向にあります。こういった会社はLPの活用ノウハウが定着しているところが多いため、おすすめの会社です。

LPの広告運用のタイプはリスティング広告やマーケティング広告、SNS広告、ブランディングのための動画広告用のLPなど数多くあるため、自社の目的に沿った種別の選定・実装・運用までをサポート、コンサルティングしてくれる会社が良いでしょう。

コミュニケーションがとりやすい

LP制作会社とのコミュニケーションが密にとれるかどうかも重要なポイントです。

自社の強みや商材のコンセプト、セールスポイントを打ち出すLPを制作してもらうためには、制作会社に対して自社が立案したことや希望をきちんと伝えなければなりません。このフェーズをおろそかにすると、自社に合わないLPが納品されてしまう可能性があります。

制作を依頼する前にページを作る目的や予算、納期や各種リサーチを済ませ、自社では対応できない項目を精査してから依頼しましょう。

そうすることで、ある程度はコストを抑えつつ、双方の理解をすり合わせ、自社の目的を実現できるLPが納品される可能性が高まります。

要件定義を大切にする

LP制作における要件定義とは、制作を依頼する前に、ページを作る目的や方向性、予算や納期などを明確にすることです。これらを定めることで、自社が望むLPが納品されやすくなります。

例えば、デザインを新しくするといった抽象的な目的でLPを作っても効果が出ない可能性が高く、制作会社側との間に認識のズレが生じます。「自社の新しいサービスについて、企業からの問い合わせを増やしたい」「無料会員でなく、有料会員の申し込み数を増やしたい」など、LP制作の目的は具体的に設定することが重要です。また、納期や予算も明確にしておくことで、その制約の中で出来ること・出来ないことを制作会社は提案することができます。結果として、要件定義は、目的と予算にあったLPを迅速に完成させる可能性を高めます。

言葉にできないイメージなどは、事前に同業種のサイトを確認し、参考にできそうなLPがないかを見ておくことで、デザインの方向性を制作会社と共有することもできます。

運営後の改善（LPO）まで任せられる

LPはコーディングして完成させ、公開すれば終わりではなく、公開後に社内で効果検証をして集客効果を高めていくことが必要です。これを円滑に行うには、LP改善のサポートをしている制作会社を選ぶことが欠かせません。

LP公開後のサポートを提供していない会社を選んでしまうと、LPを持っていてもイメージ通りの十分な効果が得られない可能性があるため、制作料金が無駄になってしまうこともあります。

自社にLPの知見のある人材が在籍していれば、改修を任せられる可能性がありますが、通常業務と並行して改修作業を進めることは困難です。

運用後の改善（LPO）を行う際は、LP上におけるユーザーのクリック位置やその頻度データなどを把握するためのヒートマップツールや、WebサイトをAとBのパターンに分け、どちらが効果的かを測定するABテストツールなどの導入が欠かせません。

ただし、上記関連ツールを使用する際はある程度の専門知識が必要です。LPへ誘導する広告を配信する場合には、別途予算が必要なため、相場をリサーチした後で効果改善を早く進めてくれる制作会社に頼むことが最善だと言えます。

LP制作に強いおすすめ制作会社4選

LP制作に強いおすすめの制作会社は東京や大阪、福岡など全国に多数存在します。

LPの作成を制作会社に依頼するには、最低でも10万～30万円以上の金額が必要なケースが多く、会社によって料金も様々です。

格安料金で制作してくれるところもありますが、サポートが受けられなかったり集客効果の低いLPが納品されたりする可能性があるため、そういった会社は避けましょう。

ここではLP制作会社の中から4社をピックアップしてご紹介します。今まで紹介した制作会社選定時のポイントを踏まえて比較し、自社に合った制作会社を選んでフィックスする際の参考にしてみてください。

NERD株式会社

NERD株式会社はBtoC・BtoBに関わらず、さまざまな業種業態の制作実績をもつ、クリエイティブ力と集客性を併せ持った制作会社です。

結果を出すことに徹底してこだわっており、集客に特化したLPの設計・制作から運用までをすべてサポートしています。そもそもどのようなLPを作れば良いかという悩みがある方や、SEO対策を強化してLPの検索順位を上位に押し上げたい方も気軽に相談できます。

結果を出すために必要なサポートを全て受けたい方におすすめです。改善が必要なポイントを徹底分析し、成果が出るまで繰り返し改善サイクルを回すため、効果的なLPの制作だけでなく、更に売上を伸ばして成長していくサポートも受けることができます。

制作実績について、詳しくは以下のリンクをご参照ください。

実績｜NERD株式会社　

株式会社Bgreen

株式会社Bgreenは制作経験12年の会社であり、1本33,000円の価格からLP制作を請け負っています。

制作するLPはテンプレートを使用したリーズナブルなものから、構成の提案も含めたオリジナルデザインや広告運用向けのプランまで対応しており、幅が広いことが特徴です。

まずは費用を抑えてLPを試してみたい方におすすめの会社です。

株式会社Bgreen

株式会社ラヴィゴット

株式会社ラヴィゴットは、LP制作から広告運用、LPOまでを一貫して担当してくれる制作会社です。

5,000社以上を支援して培ったWebマーケティングや集客施策の豊富なノウハウを活かし、戦略型ランディングページを提案してくれます。業界市場やユーザー行動調査も行い、コンバージョン獲得のための独自ノウハウを活かしてLPを制作してくれるので、市場調査から運用まで、しっかりと時間・お金をかけてLPを作り込みたい方におすすめです。

株式会社ラヴィゴット

株式会社シード

株式会社シードは、LPOコンサルティングから広告運用までを請け負っている、インターネット広告代理店です。

LP制作はあくまで制作事業の1つですが、広告代理店のマーケティングノウハウを活かした集客効果の測定やABテストなどを得意としています。

LP制作後の広告運用をメインでお願いしたい場合におすすめです。

株式会社シード

LP制作を依頼するときの注意点

LPの制作を外部企業に依頼する際は、費用対効果が得られるようにするため、事前に以下の点を押さえておきましょう。

• ターゲットや企画内容を明確に
• 依頼内容を詳細に整理

• LPのボリュームを検討し、詰め込みすぎないようにする

• 自社で用意できる素材をチェックしてコストを抑える

まず、LPをどの層に向けて訴求するかを明確に定めることで、ターゲットへの訴求ポイントがわかります。

制作を依頼する前にはどこまでの範囲を依頼するかを決めることで、より正確な見積もりを出してもらえます。LPの制作にはさまざまなオプションサービスが含まれることがあるため、必要なボリュームを検討することで、詰め込みすぎないようにすることが可能です。

また、既に自社に存在する素材を制作会社に提供した場合は、制作会社がそれらを制作する手間が省けるのでコスト削減になります。しかし、新規に写真撮影や掲載文章の原稿をライティングする場合は社内にプロが在籍していなければかえって社内コストが増えることになります。

自社であらかじめ素材を用意するのであれば、本当にコストを削減できるか、かえって費用が高くならないかを事前に考慮しましょう。LPを公開し、結果を得るためには、定期的にLPを改善する必要があります。改善提案や更新作業もサポートしてくれるかどうかを事前に確認しておくと良いです。

LP制作を外部企業に依頼する際は、上記の注意点を踏まえておきましょう。

まとめ

LPの制作を制作会社に依頼する際は、実績や広告運用が得意かどうか、コミュニケーションの取りやすさやLPOを含めた運用改善に対応してくれるかどうかをチェックすることが大切です。

LPは情報を掲載するだけで集客できるものではないので、マーケティングの専門知識を持った業者に依頼することで、自社の負荷を抑えつつ集客に効果的なLPを持つことができます。制作会社の選定時は実績や蓄積された技術、制作後のサポート体制などに注目して選び、成果の出せるLPを仕上げてもらいましょう。

しかし、具体的にどのようなLPを作れば良いかがわからない、LPで成果を出せずに困っているので、それをサポートしてほしいという方も多いでしょう。

NERDではLPの方向性から全てお任せしたい…というお客様のために、丁寧なヒアリングを通して、要件定義〜「成果を出す」LP作りまで、必要な作業を全てサポートすることが可能です。LPを制作しても効果が出なくて失敗してしまうことのないように、NERDの豊富な経験とスキル活用して、お客様のLPを制作いたします。

NERDは「制作」「マーケティング」「プロダクト」の3つを強みとしたWebサイト制作を得意としているので、そもそもどのようなLPを制作したらよいか分からない方や、コンバージョン獲得にお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。