Googleアナリティクスのreferralとは?意味や活用方法を解説
  • GoogleアナリティクスのReferralってどういう意味?
  • Referralを詳しく分析したいけど、どうすれば良いの?

と思っていませんか?

アナリティクスに出てくるReferral(リファラル)という項目は、外部サイトから自社サイトへの流入度を示す指標です。詳しく分析すれば、自社サイトへの流入経路の増加へつなげることが可能です。

本記事では、アナリティクスのReferralの意味と活用方法、確認時の注意点について解説します。

GoogleアナリティクスのReferral(リファラル)

Referralという項目は、外部サイトに貼られたリンクから自社サイトへユーザーが訪問したことを示すものです。

たとえば、個人ブログに貼られたリンクを通じて自社サイトへユーザーが訪問すると、その個人ブログのURLが表示されます。

確認するには、UA(ユニバーサルアナリティクス)とGA4(Googleアナリティクス4)ごとに以下の手順で行います。

  • UAの場合:集客→すべてのトラフィック→チャネルで確認
  • GA4の場合:集客→トラフィック獲得(またはユーザー獲得)で確認

では、Referralとして計測される外部サイトとは、具体的にどのようなサイトなのでしょうか。

Referral(リファラル)とは

Referralとして計測される自社サイトへのアクセスはその性質上、基本的に各種検索エンジンからの流入は含まれていません。

UAとGA4など、バージョンに関係なく、以下のような外部サイト経由のアクセスは全てReferralと表示されます。

  • Twitter、InstagramといったSNS
  • 自社サイトとは別のドメインを使ったサイト

どのサイトからユーザーが訪問してきたのかを確認することで、今後のサイト運営に活かすことができます。

間違いやすいReferral(リファラル)とReferer(リファラー)

アナリティクスにはReferralと似た項目にReferer(リファラー)という項目があります。これらは非常に間違いやすいものなので、注意してください。

Referral(リファラル)はどの外部サイトから自社サイトへ流入したのかを示すものであるのに対し、Referer(リファラー)は自社サイトへの訪問ユーザーが直前に閲覧していた参照元の情報を指します。

たとえば、当サイト「ZINE」に訪問したユーザーが、直前にGoogleの検索結果を閲覧していたとします。

この場合、Google検索結果(オーガニック検索結果)のリンクをクリックして訪問したということになるため、”Google”がReferer(リファラー)になるというわけです。

Referralのデータの活用方法

Referralが出た場合は、自社サイトへの流入元を確認することで、そこのユーザーを自社サイトのターゲット層にできる可能性があります。

流入経路ごとのアクセス解析を進めることで、流入率の多い経路と親和性の高いコンテンツを作成し、収益をアップさせるといった施策も検討・実施することができます。

つまり表示されたデータを分析すれば、より成約につながる施策が打ち出せるのです。

Referralを確認する際の注意点

Referralを確認する際は、以下の2点に注意しましょう。

  • 例外的にReferralが表示されることがある
  • Referralが急増した場合はスパムの可能性がある

例外としてReferralに分類される場合がある

アナリティクスに分析されていない検索エンジン経由のアクセスが、例外的に分類されることがあります。

通常、Googleのように知名度の高い検索エンジンからの流入があった場合は、Organic Search(自然検索)という項目が出てきます。それは解析ツールが各検索エンジンを計測しているからです。

しかし、知名度の低い検索エンジンからの流入は計測対象に含まれていないので、Referralに分類されてしまうのです。

Referralの急増はスパムの可能性がある

Referralが出てくる件数が急に増えた場合は、スパムだと考えられます。

スパム攻撃者は管理者が項目を確認後、流入元のサイトを分析するためにページを開くことを利用し、サイトへのウイルスの侵入や悪質サイトへのリンク設置を試みているのです。

悪質なサイトにリンクを貼られた場合は、そのサイトの管理者に連絡して削除してもらうか、Googleサーチコンソールのリンク否認機能を使いましょう。

ただし、リンク否認機能は有効なリンクの否認によりSEO評価が低下してしまう可能性があるので、どうしても必要な場合にのみ使用してください。

また、自社サイトのセキュリティ対策も万全にし、参照元の確認時にウイルスが侵入することも防ぎましょう。

まとめ

Referralは外部サイトから自社サイトへの訪問があったことを示す指標なので、リンク元を探ることで、自社サイトに興味のあるユーザー層を見極められます。

流入率の多い経路に合ったコンテンツの作成を進めていけば、成約率アップも見込めるので、出てきた項目の分析は集客経路の増加にも役立てることが可能です。

しかし、「自分たちだけでマーケティングを進めていけるか不安」「本当に効果的なコンテンツが作れるかわからない」と思う方も多いのではないでしょうか。

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